心に残った歌

今までに心に残った歌(1970年代~)

ラヴ・イズ・オーヴァー( Love is over )


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作詞:伊藤薫 作曲:伊藤薫
元は1979年7月1日発売の「うわさのディスコ・クィーン」のB面曲
1980年7月にA面曲として発売
1982年9月1日には、アレンジを変更した音源がA面曲として発売
歌:欧陽菲菲

 

この歌「も」、と「も」にしたのは、僕が昭和の男心を歌った楽曲を紹介することが多いからです。この歌詞はだれがなんと言おうと女性に食べさせてもらっている男性、「ヒモ」を歌っているのですが、こういう女性とつき合いたいと思っていた昭和男は多かったのではないでしょうか。

 

♪Love is over 泣くな男だろう
♪私の事は 早く忘れて

 

姉後肌が伝わってくる歌詞ですよねぇ。ということでこの歌の主人公は年上の女性なのですが、自分が甘えさせることでどんどんダメになっていく彼氏のことを想っての「別れ」です。こういう歌詞ですぐに思いつくのは、僕はなんといってもショーケンこと萩原健一さんです。あと一人挙げるとするなら火野正平さんですかね。

 

今、火野正平さんの名前を確認するためにネット検索したのですが、出てきた写真を見て驚きました。火野正平さんの若い頃って、濱田岳さんに似ていました。本当に、驚きー! いえいえ反対ですね。年齢的にいって、濱田さんが火野さんに似ているのでした。

 

そんなことはともかく、

 

♪わたしはあんたを忘れはしない
♪誰に抱かれても忘れはしない

 

おおー! これぞ愛! 本物の愛ではありませんか! でも、人間って飽きっぽい生き物だから、すぐこのときの感動を忘れるんだよなぁ…。僕には持論があるんですけど、それは「同情は長続きしない」というものです。今のウクライナに対するほかの国の態度を見ていますと実感しますが、この「同情」のほかにあてはまるのが「愛」なんですよねぇ。人間って、「愛も長続きしない」です。だから、おそらくここで男性を振った女性は、いつしか似たような男性を、またヒモにしますね、きっと。

 

あ、こんな寂しいこといっちゃぁ、いけないですかね。この歌が台無しになってしまいます。ですので、ここから先は歌詞を信じて書くことにします。

 

♪わたしはあんたの
♪お守りでいい そっと心に

 

いいですねぇぇぇ。「お守りでいい」。今のこの令和の時代にこんな男性を立てる女性がいるでしょうか。いない! 絶対、僕が暮らしている生活の中にはいない! 確かに、結婚した当初はいました。でも、今はいない!

 

それに、年をとった今、

 

♪早く出てって ふりむかないで

 

なんで言われた日にゃ、僕、路頭に迷ってしまいます。お願いだから「Love」よ、「over」しないでぇ~。

 

それでは、また。